子供のおちんちんの病気
 
 

 お子さんのおちんちんの相談で病院にみえるお母さんは結構いらっしゃいます。お父さんに聞いても「子供の頃のことはわからん。」などと言われ、仕方なく来院されるようです。


 子供は包茎の状態が当たり前で、皮をむいて亀頭が露出されれば正常ですが、包皮の先っぽが狭くて全く皮がむけない状態の完全包茎だと、治療の対象になります。お子さんがおしっこをする時、おちんちんの状態を観察して、亀頭部がふくらんでからおしっこが出るようであれば、完全包茎の可能性があります。完全包茎の場合は手術が必要になりますので、泌尿器科の先生に相談してみてください。


包皮癒着症は包皮の内側と亀頭が癒着している状態です。無理にむこうとすると子供は非常に痛がります。よく観察すると、包皮を透して内部に恥垢が貯まっているのが見えたりします。お風呂に入ったときに、子供が痛がらない程度に皮を少しずつむいていってやれば、そのうちよくなってきますが、亀頭包皮炎を起こしたり、恥垢がたくさん貯まっていたりしたら、剥離してやった方がよろしいでしょう。


 亀頭包皮炎は細菌が包皮の部分に感染して炎症を起こす病気です。ちんちんの先っぽが赤く腫れ、膿が出て痛がります。抗生剤の内服や軟膏の塗布で数日でよくなります。完全包茎や包皮癒着があったりすると亀頭包皮炎は起こしやすいので、繰り返し起こすようであれば、包茎などの治療は早めに行う必要があります。
子供は成長してくると、大人にはおちんちんを触らせなくなってきますので、まだ小さい時にどういう状態かしっかりと見ておいてください。


 
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