検診の時の採尿方法
 
 

 検診の尿検査で尿中白血球、扁平上皮を指摘されて、2次検診に来られる患者さんが時々いらっしゃいます。そこで尿検査をするわけですが、顕微鏡で覗いてみてもきれいなおしっこで、なにも見あたらないことがよくあります。ふつう尿中白血球が出ていれば、膀胱炎などの尿路感染症を疑います。しかしこのような方には全く自覚症状もありませんし、ほとんどが女性の方です。それではどうして尿検査で引っかかったかと言いますと、採尿方法に問題があったと考えられるのです。


  女性の場合は採尿するときどうしても尿が陰唇に接触しやすく、そのため外陰部の汚れが尿に混じりやすくなります。尿に扁平上皮が混じっているのがその証拠で、このような場合にはまず尿所見は信頼できません。泌尿器科を受診されたときに、女性の方は陰部を拭く綿を渡されることがありますが、それは事前に外陰部をきれいにして汚れが混じらないようにするためです。


 こういうことで尿検査に引っかかるのは馬鹿らしいので、女性の方は検診の時にはウェットティッシュなどで外陰部を拭いてから採尿することをお勧めします。

 
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