尿失禁の手術
   
           
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尿失禁手術
  当院では腹圧性尿失禁の手術治療として、コラーゲン手術、スリング手術を行っております。  
           
1. コラーゲン手術

ーどんな手術?−

膀胱の出口付近の尿道に内視鏡下にコラーゲンを注入します。
コラーゲンを注入することで尿道を狭くして、尿失禁を防ぎます。

ーこの手術のいいところー

  • 手術は15分ほどで終わります。
  • 切開を必要としないため、麻酔は不要です。
  • 高齢者、合併症を抱えている方にも可能です。

ーこの手術の欠点ー

  • 3年ほどで再発することが時々あります。
 
                 
2. TVTスリング手術

ーどんな手術?−

 尿失禁の治癒率が高く、再発率が低いため、今尿失禁の手術で最もよく行われている手術方法です。
 メッシュのテープを尿道の下に通して、それを下腹部の方に吊り上げます。強く吊り上げるのではなく、漏れの程度を見ながら少しだけ引き上げます。 腹圧性尿失禁であればどのようなタイプの失禁でも効果があります。 膣前壁に約2cmと下腹部の2カ所に約1cm程度の切開を行うだけです。入院の必要がない日帰り手術も可能です。

ーこの手術のいいところー

  • 治療効果が高く、再発が少ない。
  • 1〜2cmほどの切開を3カ所行うだけで、侵襲が少ない。
  • 局所麻酔でも可能である。

ーこの手術の欠点ー

  • 排尿困難が生じる場合がある。

ー手術方法ー

   
           
       
   

(1)麻酔と切開

 外尿道口の1cm下方に約2cm、恥骨のすぐ上で2カ所に1cmの切開を行います。切開を行うのはこれだけです。

 
       
   
   

(2)テープを通す場所

 尿道の中央部から恥骨上の切開層に向けてメッシュのテープを通します。

 
       
           
       
   

(3)、(4)

 最初は(3)のように咳をすると漏れますが、(4)のように漏れが減少するまでテープを引き上げます。この状態でテープをカットします。これ以上引き上げると術後の排尿困難が出ることがあります。