泌尿器科NEWS

2013年12月17日 火曜日

勃起薬、ネット購入に警告

 順天堂大学大学院の堀江重郎教授は都内で講演を行い、男性ホルモンの一種テストステロンの重要性について解説した。また、勃起障害(ED)の治療薬であるPDE5阻害薬はテストステロンの分泌量を増やす働きをするが、偽薬リスクが多いネット購入は厳禁だと警告した。

 泌尿器や男性医学が専門の堀江教授によれば、テストステロンはヒトの身体的側面と心理的・社会的側面に関わる。後者の例として挙げたのは新しい事柄にチャレンジする冒険心、ライバルとの競争を好む闘争心など。テストステロンはこうした活動の源泉になるという。

 身体的側面の方では、テストステロンの低下が体内の活性酸素の増加につながることがわかっている。堀江教授が「身体を錆びさせる」と表現する通り、活性酸素は動脈硬化や糖尿病、うつ病、がんなどさまざまな疾患の遠因になる。

 なおEDと動脈硬化は、動脈の血流が悪くなるという点で共通する。陰茎の動脈は細いため、心臓や脳の血管の疾患に比べてEDの方が早く症状が現れる。人によっては30代で症状を自覚するEDは動脈硬化のサインといえる。落胆せず、「生活習慣を改めるよい機会」と解釈するよう促した。

 テストステロンの低下を防ぐ食べ物にはタマネギ、ニンジン、ヤマイモ、アボカド、ニンニクがある。また血管拡張を妨げる酵素「PDE5」を阻害して勃起を促すPDE5阻害薬にもテストステロンを増やす効果があるとされる。ED治療薬としては保険適用外のPDE5阻害薬はネット販売が盛んだが、大半が偽造品だ。堀江教授は最後に、絶対に医師の処方のもとで使用すべきだと注意を呼びかけた。

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 ED治療薬は勃起だけに有効な薬ではなく、血管内皮細胞を保護することにより動脈硬化を防いだり、上記のように男性ホルモンを増やしたりすることがわかっており、これから壮年期男性にとってはとても有用な薬です。

 現在は自費で購入するしかありませんが、1錠が高価なため安さにつられてネットで購入する方が結構いらっしゃいます。
 ネットでは海外の正規品と謳ってはいますが、実際成分分析をするわけでもなく、外見だけでは区別がつきにくくなっており、半分以上は偽物と言われています。十分な薬効がなかったり、不純物が混じっていて健康被害が出たりしていますので、決して安易に購入されないことをお勧めします。

投稿者 すやま泌尿器科クリニック | コメント(0)

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