泌尿器科NEWS

2013年5月 1日 水曜日

慢性前立腺炎の発表

4月25日に開催された日本泌尿器科学会第101回総会のパネルディスカッションは、「慢性前立腺炎/骨盤内疼痛症候群(CP/CPPS)」を扱った演題で、満席に近い状態まで会場が埋まった。大学病院、専門病院、診療所という立場から演者が説明する中で、開業医の立場から疾患を解説したのが香川県の松木泌尿器科医院、松木孝和氏。若年患者が多いという「驚き」を解説。生活指導の禁忌として、「自転車とバイク」である点を強調した。

20代、30代が意外と多い

 松木泌尿器科医院の松木氏は、「驚いたのは、20代から30代を中心に青年、壮年の患者が多いこと」と指摘した。自身が開業してから10年間で外来に受診した約1万人を分析。4人に1人が慢性前立腺炎という割合の多さを紹介した。「大学病院のような医療機関とは異なり、診療所を受診する泌尿器疾患の患者で若年、しかも慢性前立腺炎が重要である」と注意喚起した。

 松木氏によると症状は多彩。注目すべきと解説したのは、早漏が存在する点。もちろん、尿道、亀頭部、陰茎の違和感、陰嚢の痛み、その内部の痛みもある。排尿、蓄尿のときの痛み、血尿など尿に関わる問題も起きる。性機能については、勃起障害、射精時痛、血液の混じる精子の見られる患者もあるが、「一見すると前立腺炎と関わりないが、早漏を主訴とする場合もある」と説明した。松木氏は、治療法としては、抗菌薬やα遮断薬、セルニチンボーレンエキスのほか、NSAIDsや漢方薬の中から選択。精神的な問題もある場合があり、抗うつ薬を使うケースもあると説明した。

 生活指導上、松木氏がとりわけ強調したのは、自転車やバイクの禁忌という点だ。「自転車やバイクに乗る方にCP/CPPSの人が多い。特に自転車やバイクについては絶対にダメと言っている」と解説した。

>今年の日本泌尿器科学会はGWの直前に札幌でありました。4月下旬なのに気温10度以下で小雨が降っており、寒い学会でした。
いろんな発表があった中で、臨床系の先生の興味を引く疾患として慢性前立腺炎があります。男性泌尿器科の中でも、訴えが様々で一定しておらず、いわゆる不定愁訴が多い疾患です。病因も様々でなかなかすっきりよくならず、患者さんも医師の側も悩みの多い疾患です。
その症状の一つとして早漏があるのには驚きました。前立腺が刺激するのでしょうね。
自転車、バイクなど股間を刺激するのは、前立腺炎にとっては悪化する要因となり好ましくありません。


投稿者 すやま泌尿器科クリニック | コメント(0)

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